下ネタでは無いのですが、数年前の体験を紹介します。
注意ポイント
同じ症状の方は、すぐに泌尿器科を受診してください!!
最初に病名からお伝えすると、精巣腫瘍という診断でした。いきなり怖い事書きました。僕も驚きの診断でした。
2つある内の1つがその症状です。パワーワードに衝撃は受けましたが、ショックはそれほどなく、「あぁ、そうなんですか~」って他人事の気持ちだったと思います。当時は、求職?休職中?だったのである意味良かったです。
気が付いたのは、ある夜の入浴中でした。たまたまが大きい!?なんか夢かなって思って誰にも言わずに就寝。
「明日、起きても大きかったら病院行こう」
翌朝、大きい(ミカン位)現実でした。失意の中親には「ハローワーク行ってくる」と伝え病院に直行。最初は、泌尿器科クリニックに行きました。この前後は、痛みや痒みなどの自覚症状は全くなかったのです。
問診票は淡々と記入出来ました。しかし若い受付嬢にも反応はせず(笑)
診察時にはエコーローションぬりぬり。勿論、息子さんもこんにちは!!数分で終わりました。その後、先生が神妙な感じですぐに紹介状書くからと。近くの病院はと。「えーっと、○○病院でお願いします」と伝えました。
やっぱりね、このワードはじわりじわりとダメージ来るんだわ。ここまで午前中の出来事。
親に電話したんだけど、
俺「あ、なんか睾丸腫瘍で即入院だって」親「あー、分かった」って多分、20秒くらいの会話。
その紹介状を書いて貰った病院に行き手続して一旦帰宅、翌日入院の流れなんだけど、だんだん惨めな気分になってきて、お寿司のパックを買って病院の駐車場で食べました。その時に親から入電、やっぱりよく分かっていなかった。それはそうだろう!!俺もなんだから。なんとなく説明した。
予定通りに翌日入院。泌尿器科です。
手術には準備は必要で基本的に拒否は出来ません。手術中に邪魔になるものは問答無用で剃ります。
そう息子さんの毛を・・・。せめてもの救いがマダム(看護師長)だったこと。本当に良かった!!察してください。そしてすっきりキレイに高校球児の頭と同じ状態に。
普通に会話は出来たのですが、なかなか興味深いワードがありました。
「もうみんな恥ずかしがってリンゴ位腫らして来るから、早く来て偉いわよ~!若い子(10代)もこの間やったから~」ははっみたいな感じ。
リンゴはやばいだろ!!これが袋の中に!!
同じ症状が現れたらすぐに病院に行きましょう!!
結果的には、睾丸を一つ献上しました。もしも、二つ取られていたら子どもは諦めないといけない現実があったのです。当時は独身だったのですが、衝撃はありますよね。
局所麻酔で手術を行いました。局所なので意識はありましたが、麻酔により寒さでガタガタ震えていたのは覚えています。時間は40分くらいで、下腹部に10cmくらいの傷口でした。今ではよく見ないと分からないです。摘出されたものは、まああれでした・・・。
無事終了。
定期監査が3ヵ月に1回とか行います。間隔は少しずつ長くなります。現在は通院無しです。
検査内容は、尿検査・血液検査が基本でたまに造影検査があります。
造影検査は辛くはないのだけど、僕に使用された造影剤がまさしくプレデターの血の色で(蛍光緑)でちょっと面白かったです。注入されると全身がホカホカする感じがして、全身に回る頃になるとお尻がじんじんしてきました。
経験者は似た経験があると思います。因みにこの検査は毎回必ず誓約書を書きます。それは、まれに副作用があったりするためだからです。でも、拒否するわけにはいかないから書くよね。
この検査の目的は『腫瘍マーカー』を調べる為で転移が無いか調べるために行います。
この頃の気持ちは、「もしも何かあったも、独身で家庭が無い事が幸せだ」でした。
癌で亡くなる方が多い。知人でも著名人でも居ますよね。色んな臓器に発症します。今回は、目視で気が付きましたが見えなくて気が付かずに進行している場合もありますので、家族・自分の為に、早期発見・早期治療が大切です。
社員を抱えている事業者は、会社の業績も重要ですが、社員の健康状態にも常に気を配って欲しいと思います。お願いします。
今更ながらがんでもあった・・・。それは腫瘍だけど、医者から言わせると「脳がんって言わないでしょ」って。確かにね。