同じような失敗や苦しみをしないような事をまとめてみたので空き時間にでもチラ見してくださいね。
1.求人の確認するべき項目
採用人数が多すぎる
新規立ち上げ事業所でない限り、あまりにも多い採用は離職率が高いと考えて注意しましょう。
採用のハードルが低すぎる(業界未経験者積極採用中)
これも離職率が高い可能性もあり、人材確保に苦慮している。何年も求人広告やCMを出していたり・・・
精神論ばかりの求人やホームページ
メンタルが弱い人は避けるべき求人です。
仕事内容が抽象的すぎる
お客様サポート(カスタマーサポート)ややりがいのある仕事。具体的な内容を確認しましょう。クレーム処理係のサポートの可能性も・・・
若手社員(20代など)が活躍中
中間層の定着率が悪い。つまり離職率が高いと想定も出来ます。
平均給料が高すぎる
残業や365日仕事漬けの日々が待っているかもしれない。その業種の一般的な相場チェックもしっかりしましょう。
入社お祝い〇〇金、年俸制
人手不足がひどい状態であったり、年俸制を誤魔化して残業代を支払わないケースもある様です。しっかりと計算して確認しましょう。
飼養期間が6カ月から1年となっている
6カ月を超える求人は違法ではないですが注意が必要です。MAX働かせ採用を見送る(しない)という事もある様です。トライアル雇用で受け入れれば、会社は助成金を貰う事が出来ます。きな臭いですね・・・
要注意ワード
- 自由度の高い環境です
- やりがいの大きい仕事です
- 若手の成長をサポート
- 独自の評価制度で公平に評価します
- グローバルな視野を持てます
全てがブ〇ック企業というわけでは無いのですが、過剰な業務量や業務時間を要求される可能性が高いです。
家族経営
トップが殆ど親族で固められている。親子喧嘩が突然始める。不透明な部分が多く不信感がつのりました。小規模事業所であると煩雑な部分が多くなる。
リーダー、幹部候補
在籍職員からなぜ選ばないのか?名ばかり管理職で駒扱いにされる・・・高い賃金だけで決めてはいけません。
2.どんな会社か確認できる6サイト
僕は1つも知っているサイトが無かったです。
勉強、検索不足・・・これからの人は活用するべきです。してください!!
3.休みは大事!!年間休日とは?
夏季休暇、年末年始休暇
会社が公休日と定めていれば年間休日に含まれる。(正社員で月給だと美味しい条件、逆に非正規で時給だと収入減少)
有給休暇
年間休日には含まれない。有給所取得は年5日を必ず取らなければならない。非正規であっても、6カ月以上働くと有給が付与される。該当する労働者に取得させなかった場合、会社には30万以下の罰金が科せられます(労働基準法第39条第7項、労働基準法第120条)
慶弔休暇、結婚休暇など
年間休日には含まれません。会社によっては、バースデー休暇や失恋休暇のようにユニークな休暇を導入している企業もあります。
週休2日制
2日休める週が月に1回以上、週1休みもありえる。また、土日休みとは限りません。
完全週休2日制
毎週2日の休みが取れるが、土日休みとは限りません。
年間休日
125日の場合:完全週休2日制(104日)、祝日(約16日)、残りは夏季休暇で調整
120日の場合(パターン①):完全週休2日制(104日)、祝日(約16日)、夏季休暇や年末年始休暇なし、土日休みなどカレンダー通り
120日の場合(パターン②):日、祝休み、土曜日たまに出勤、残りは夏季休暇などで調整
110日の場合(パターン①):完全週休2日制(104日)、祝日出勤 残りは夏季休暇などで調整
110日の場合(パターン②):日曜日は休日、土曜日たまに出勤 残りは夏季休暇なや祝日で調整
105日:労働基準法の最低ライン、下回ると違法、土日休み。その他の休みなし
休みについて(補足)
・介護休暇や育児休暇の取得実績の有無(男性も取れる環境であるか?1人目は取れない職場もある)
・有給取得5日間の義務を年末年始、夏季休暇に置き換えていないか?
・休日を出勤扱いになっている。
・雇用契約を短期更新とし有給を付与しない仕組みされていないか?なっていないか?
・有給を推奨ではなく強制して取らせる。会社都合の休み(〇〇工事で業務が出来ないなど)の場合は、有給休暇ではなく平均賃金の6割を支給して休業させる必要がある(労働基準法第26条)
2.退職(転職)理由を整理する
短期離職の場合は2~3年以内が一般的なようです。『石の上にも三年』ということわざもありますが、現在では考えなくて良いと思います。数か月や数年で一人前になるわけではありません。古い考えの面接官であれば、続かいない人と第一印象を持たれてしまうのも事実です。
ポジティブに変換していけるように考えていきましょう。
退職理由に考えられる事
- 他の仕事に就くため
- 家族・家庭の事情により転居、また介護が必要になったため
- 健康上の問題により仕事が難しくなったため
- 職場の環境が合わないため
- 職務内容に適性がなかったため
- キャリアアップのために新しい経験を積みたいため
- 職場の人間関係が悪化したため
- 給与や福利厚生が不満足なため
- 仕事とプライベートのバランスが取りづらいため
- 企業の方針や理念に共感できなかったため
上記のように勤務年数に限らず様々な理由が考えられますが、退職理由は個人的な理由であり、その詳細の全てを明かす必要はありません。マイナスな理由であっても敬意を持って丁寧に話し合いを行う事が大切です。
面接官が知りたい事
- 応募者の職務経歴やスキル:応募者が過去にどのような職務経歴を持ち、どのようなスキルを身に付けてきたかについて興味がある場合があります。そのスキルが求められる職務にどの程度マッチしているか知りたいのです。
- 応募者のモチベーションや志向:応募者がなぜこの職種や企業に興味を持っているのか、自分のキャリアプランにどのような考えを持っているのか知りたい場合があります。この質問には、応募者が職務に長期間携わることが出来るかどうか判断するために行われることが多いです。
- 応募者の人物像や人間関係能力:応募者がどのような人物で、職場でのチームワークやコミュニケーション能力があるかを確認します。職種により重要視される項目です。
- 応募者の自己評価や自己分析能力:応募者が自分自身についてどのように考え、自己分析出来ているか、自分の強みと弱みを認識し、どのように改善していくつもりかかを考えているかを知るために行われる質問です。長所、短所はよく質問される項目です。
- 応募者のその他の情報:応募者の趣味や特技、リフレッシュの手段など業務とは違った質問もあります。ストレスなど発散できる場所があるかを知りたい面接官もいます。
面接時の本音と建前
真面目に正直に答えて採用される場合もあれば、その逆もあります。馬鹿正直に答える事が正解ではないのです。挑む会社(職種)によって想定される質問→回答→〇か✖となります。
給料に不満があった 本音:給料が安すぎる。 建前:努力や実績を正当に評価してくれる会社で働きたい。
人間関係が悪い
本音:悪口や陰口が多い、お局様が嫌だ。
建前:チームで団結して、目標を共有できる人たちと働きたい。
残業が多すぎる、サービス残業や休日の待機が多い
本音:残業が多すぎて、プライベートの時間がない。
建前:メリハリを持って業務に取り組み成果をあげたい。
会社の雰囲気、方針が合わない
本音:体育会系で怒号が飛んだりついていけない。
建前:新しい仕事に挑戦し続けてスキルアップしたい。
メモ
補足プラス
- 軸に沿った退職したと伝える
- 事実であっても前向きな理由に変換する
- 志望動機と一貫性を持たせる
- やりたい仕事を逆算する
- 冷静かつ端的に話す
- 愚痴に聞こえないように話す
- 短期間での退職した場合は自分の落ち度を素直に伝える
- 転職回数が多い場合は、職務経歴書に予め端的に記載する
- 会社都合の退職は事実を伝える
質問に対しての 〇回答と✖回答
Q あなたの強みは何ですか?
✖「困難から逃げない忍耐力がある事です。」
✖「失敗を恐れないチャレンジ精神がある事です。」
決してダメという回答ではないが、同じスキルの応募者から選ぶ際に候補から外れるかもしれない。
〇「困難があってもこれまでの〇〇の経験や知識を活かして最後まで諦めない事です。」のようにメンタル面だけを強調するのではなく具体的なエピソード加える事により他者よりも強くアピールする。
Q あなたの短所は何ですか?
✖「コミュニケーションが苦手な事です。」
✖「責任感が強すぎる事です。」
サービス業でコミュニティが苦手と伝えたら致命的です。責任感が強すぎるも事実であっても精神面の心配をされてしまうかもしれないです。しかし、責任感が強すぎる事から生まれた実績があれば、長所にさらっと変換して伝えましょう。
〇「神経質な性格が短所だと思います、ただこの性格が長所にもなることが出来ます。ミスがあった場合に修正するのが手間であるので、最初から丁寧な仕事を行いロスを減らすことができます。」短所を自覚し克服に向けて前向きに考えているか?ネガティブな質問でもポジティブな回答に変換して締めくくる事により、良い印象のまま終わることが出来ます。短所を活かし方によっては長所になる評価は高評価です。
Q 将来のビジョンは考えていますか?
✖「独立して個人で稼げるようになりたいです。」
✖「営業部長としてマネジメントを行いたいです。」
ビジョンの方向性を言語化出来ているかをチェックしている。具体的な回答が出来ていないと惰性で転職活動をしていると思われ評価が下がってしまう事もあります。
〇「数年後を目標にスキルを活かして新規事業を立ち上げたいです。目標達成のために多くの事を吸収したいです。」など現在のアクションを明確に伝える事が良いです。
採用されない理由を考える
不採用にも様々な要因があります。根本的な理由や伝え方の問題、会社の方針や面接官の質などです。
転職回数が多い人のイメージ
✖飽きっぽい
✖我慢できない
✖協調性がない
そのイメージをポジティブに変換
〇チャレンジ精神がある
〇行動力がある
〇主体性がある
伝え方で180度変わります。今まで培った経験をアピールしないなんて本当に勿体ないです!!転職が多い事をプラスに捉えてくれる企業もあります。その職歴で得たスキルやキャリアアップの実績を伝えるのです。
即戦力になります。とのアピールも良いと思います。(なかなかの自信は必要ですが・・・)
そもそも、マッチングしているか?
応募者が給料も良いしここに応募しよう。と思っても企業が求めている人材か?応募者が提供できる価値とマッチングしているか確認する必要があります。
例えば、〇〇資格・免許必須とあるのに、「持ってはいませんが一生懸命尽力します」と伝えても、難しいでしょう。入社後に取得支援制度もある会社もありますが、法律の関係で資格保持者が必要な場合もあるのです。
出会い系(求人)のマッチングアプリに置き換えると分かりやすいですよね。お互いの条件(仕事内容)が合い、会ってみて(面接)から付き合うか付き合わないか(合否)です。
最後に
硝子のメンタルの方(HSPさん)
・危機管理能力がたかい
・仕事が丁寧
・相手の気持ちに寄り添うことが出来る
・空気を読み察することが出来る
・人の役に立ちたい思いが強い
・感性豊かでクリエイティブ力が高い
・気配り出来る
・努力家