有名なイソップ童話
[アリとキリギリス]はご存じでしょうか?僕の記憶では、アリはせっせと働いて食料の無い冬に備えているけど、キリギリスは働かず遊んでいて冬になって、食べ物が無くて困るっていう記憶でした。改めて調べてみると、3つの解釈(結末)があることが分かりました。
あらすじを再確認すると色々な発見があります。捉え方はまさしく十人十色となりえるお話です。アリの生き方が好きな方も居ればキリギリスの好きな生き方が好きな方も居ると思います。
※ホンシェルジュさんのHPを参考にしています。
解釈から考える
『アリの優しさにキリギリスが真面目になった』
一般的な結末はキリギリスは食料を分けて貰い(からかっていたから貰えないと思っていた)涙を流して喜び真面目に働くようになったそうです。その他にも以下の解釈があります。
『アリがキリギリスに食べ物をあげない』
遊びまくっていていざ困ったから分けて欲しい。なんて虫がいい話ですよね。虫だけに。学生でも、授業中は寝てたりマンガ読んだりしていて、テスト範囲を聞き逃したからとノート見せてとか聞いてくる人って絶対居ましたよね。それで、良い点とったりと腑に落ちん。モヤっとする。
教えないでテストで赤点取って後悔するのか?恨み節を言われるのか?今度は、しっかり聞こうと改心するのか。ここには善と悪が発生するんだと思う。性格にもよるけど教えても教えなくても苦しむな・・・。童話の場合は、キリギリスは凍えて死んでしまった。人間に置き換えると、アリは非難を浴びかねない。一般的な結末と解釈が混ざる所がありますね。
『キリギリスは自分の生きざまを語った』
やりたい事をやりた時にやりたいだっけやった。まさに本能に従った生き方です。後先考えていたのかいなかったのか?は分からないけど、最期の時がいつ来るか解ったら無駄なく好きな事で精一杯生きる事は間違ってはいない。
人間社会に戻すと様々な問題があります。老後2000万円問題や非正規雇用、低賃金などお金に関する不安が溢れています。心配だから貯金したり保険に入ったり先に備えるのは普通な事だと思います。生きていて何もしなくてもお金が掛かるのです。ゼロ円生活と言っても最低限の支払いは発生します。年金が貰えるか不明とも言われています。貰えても年金だけじゃ生活できないのが現実。年金制度は支え合いではあるのですが、僕なんか貰う前にお空に行ってしまう気がして、払い損じゃんと思っちゃいます。
情けは人の為ならず
人に掛けた情けは、巡り巡って結局は自分に返ってくる。アリは、食料を分けてあげましたがその時点でアリは優しいと言えます。ただ、その優しさが相手にどのような影響を与えるかは相手次第と言えます。考え改めるのか、優しさに付け込むのか・・・。
うーん、難しい色々な方向の考えが生まれます。
後先考えずに貰ったお給料を貯金もせずに使いまくって、いざ事故を起こして怪我をした・怪我をさせた時にお金が無いと困るのは自分です。最低限の蓄えは必要なのです。
泣き寝入りって言葉が本当に嫌いです
被害者なのに、法律や加害者の無保険(例えば車の任意保険)により、満足な補償が受けられない場合もあります。
一般的な庶民?は、切り詰めて我慢して我慢して働いて貯金して、不慮の事故で亡くなった場合に悔いなく成仏なんか出来るかな?みんな幸せになりたいと思います。何で幸せに感じるかは違いますし、その年代によっても感じ方は違いますよね?若い時にしか出来ない事も沢山あります。守りに入ってしまうと勿体事も沢山あります。
人を傷付けたり騙したり貶めたりしない限り、前を向いて挑戦が出来る人間環境が出来たらなと思います。多少なりともみんな迷惑なことを掛けながら生きています。僕は、良く自暴自棄になりますがw今は何とか持ちこたえています。ニュースの詐欺とか窃盗とかの犯罪を目にすると強い怒りを感じます。運転していてもマナーが悪い運転を見ても怒りを感じます。←これは、最大級の大迷惑です。
生き方はアリキリそれぞれですが、最低限の人道を守って欲しいと思います。